1施工図を作成する
依頼主から提供される設計図や意匠図などから、鉄骨用CADを使用して実際の製作工程で必要な施工図を書き起こします。3Dでの納まりや不具合などを解消しながら施工図を作成していきます。
2施工図の確認と修正
鉄骨用CADで書き起こした施工図を、依頼主とともに詳細に確認します。施工図製作段階での不明点や改善ポイントなどの情報を共有し、修正や変更を加えていき、施工図を完成させていきます。
3資材の手配と一次加工
完成した施工図をもとに、必要な資材を調達します。調達資材の価格や品質を確認しながら発注し、協力会社で資材を一次加工後、弊社工場へ納入されます。納入された資材の仕様と品質をチェックし、次の工程へ進みます。
4溶接による組み立て
一次加工された資材を施工図を確認しながら仮組みしていきます。仮止めをしながら組み上げ、資材ごとの歪みを微調整することで、施工図通りの納まりを目指します。仮組み後に接合部を溶接し、階段の形状へと組み立てます。
5品質管理と塗装、搬出
溶接工程が完了した階段は、溶接の品質検査を実施します。施工図との誤差の確認や溶接の精度を検査します。検査に合格した階段は全体にサビ止め塗装を行います。最終チェック後に製品ヤードで保管し、納入期日に工場から現場へ搬出されます。